教会

2019年4月15日にノートルダム大聖堂で

今朝は妹からの「ノートルダムが燃えている」という連絡で目を覚ました。最悪に衝撃的な事実に、悪夢が続いているだけであって欲しいと思った。ただそれはまぎれもなく本当の出来事だった。現地からあげられる映像や画像がより悲痛な想いを含んで、こんな遠…

《教会を知る Vol,3》教会の管理人

教会を訪れるとその外壁にも内側の空間にも、見渡すほどに人の姿を掘ったり描いたりした図像に出くわす。それが誰なのかと一人一人理解していくのは到底難しい話であるが、その中でも1番にわかりやすいのはキリストと聖母マリアだと思う。大抵は中央に描かれ…

《教会を知る Vol,2》 2種類のキリスト磔

美術館でも、本の中でもそうだが、キリストが十字架にはりつけられているにもかかわらず、目をバッチリと開いている姿に出会うと私は少し不気味に感じる。それが薄暗い教会の中であれば、出会った瞬間ギョッとしてつい目をそらしてしまうだろうと思う。それ…

クリスマスとは何の日か

ハロウィンも終わると本格的にクリスマスの雰囲気で街中が彩られてきた。日本人は一年中何かしらのイベントを楽しみにする幸せ体質だと思うのだが、中でもクリスマスはより特別なものらしい。 クリスマスをなぜクリスチャンでもない日本人が祝うのか。という…

命名に共通する小さな悪意 -ロマネスクとゴシック-

普段私たちの使用している何気ない用語には、過去の人々の小さな悪意が潜んでいることがよくある。 妬みやプライドがそれらの言葉を作り出すのだが、その事実は薄れ意味を除いたその言葉単体で人々に認知されているのを目にすることは多いのだ。実は教会の様…

シャルトルブルーよりも美しいこと

シャルトルブルーが美しい暗がりの中で浮かび上がる、そんな神秘的なステンドグラス。ただのブルーではなく、長い時間をかけて空気中の微生物を身に纏いながら深みを増していった、誰もが見惚れるシャルトルブルー。ロダンをも魅了し幾度も通わせた大聖堂だ…

《教会を知る Vol,1》数字を見つける

教会を読み解くためには、造られた年代や様式など詳しく知識を学ぶのが一番だが、専門家になるわけでもないし、奥も深く難しい。なので旅先でふと思い出せるくらいの、ちょっとした知識をこれから少しづつ記録していきたいと思う。 最初はキリスト教で重要と…

ヴェネツィアのサンタルチアに会いに

ヴェネツィアの玄関口、唯一の列車の発着口である駅にはサンタルチアという名前がついている。本来であれば南イタリアの聖人であるサンタルチア。なぜ彼女の名前がここヴェネツィア地で使われているのか。 結論は単純で、戦いの戦利品として奪い持ってきた彼…

魚の暗号

教会を歩いていて、いたるところに魚があしらわれてるのが気になったのは Le Collegiale notre-Dameが初めてだったと思う。 元々のロマネスク様式の静かな造りがより、具象的な形を際立たせるのかもしれない。 魚といえば古くはイエス・キリストの象徴で暗号…